●iDoperationとは
iDoperationは、特権IDの安全な利用とリスクの可視化を支援します。オンプレミス・クラウド問わず様々なシステムの特権IDを一元管理し、ユーザによる申請と承認に基づき特権アクセスを一時的に許可します。また、アクセスログと操作ログを収集し、監査を自動化します。
本アプリケーションは、ServiceNowのデジタルワークフローの中に iDoperation の特権ID利用ワークフローを統合することで、ServiceNowのワークフローを使い特権IDの利用申請や承認が可能となります。
また、特権ID利用時の点検レポートや特権操作の動画リンクをServiceNowに連携し、ServiceNow上で特権アクセスの利用状況を可視化することができます。
本アプリケーションは、ITサービスと関わりの高い特権ID管理業務をServiceNowで統合管理可能とし、業務の可視化と業務効率向上に貢献します。
●連携メリット
- ServiceNowで特権IDの利用申請・承認を行うだけで、特権IDの貸出が自動化されます。
- ユーザが申請画面を使い分ける手間をなくし、操作の利便性を向上させます。
- 特権IDを利用する際に必要となる申請・承認処理、および特権IDの利用結果(アクセスログと操作ログ)をServiceNowで可視化できます。
●iDoperation Connector の主な機能
- ワークフロー連携
iDoperationが持つワークフローをServiceNowのデジタルワークフローに統合し、ServiceNowのワークフローを使い特権利用の申請や承認が可能となります。ユーザは、ServiceNowのデジタルワークフローを起点として、一連の処理をServiceNowから実行できるようになります。
本アプリケーションでは、特権IDの利用申請に関わるFlow Designer の テンプレートを提供します。 - ログ点検連携
アクセスログの利用点検レポートをServiceNowに連携することができます。また、報告承認の際、申請に紐づく特権操作の動画リンクをServiceNowに連携できます。
本アプリケーションは、NTTテクノクロス株式会社の特権ID管理ソリューション「iDoperation」とServiceNowを連携させることで、ServiceNowのITSMワークフローの中に、iDoperationの特権ID利用ワークフローを統合することで、IT環境の運用と管理の効率化を実現することができます。提供機能は以下の通りです。
●申請者機能
・ServiceNowで特権IDの利用申請、および利用終了時の報告申請を行うことが可能です。
●承認者機能
・ServiceNowで特権IDの利用承認、および報告承認を行うことが可能です。利用承認された情報は、iDoperationに自動連携され、特権IDの貸出・返却が行われます。
・報告承認の際、申請に紐づく特権操作の動画リンクをServiceNowへ連携します。そのリンクから利用者の特権操作記録を確認することが可能です。
●管理者機能
・利用者マスタ情報をiDoperationからServiceNowへ取り込むことが可能です。
・ServiceNowで利用者の追加・変更・削除が可能です。その情報はiDoperationに自動連携されます。
●点検者機能
・iDoperationで出力されたレポートがServiceNowに自動連携されます。そのレポートをServiceNowで参照可能です。
●バッチ機能
・特権IDの利用申請時に必要となる、ターゲットとアクセス方法情報をiDoperationからServiceNowへ取り込むことが可能です。
今回のリリース
・Xanaduに対応しました。
参考:前回までのリリース
- ワークフロー連携機能
・ServiceNowのデジタルワークフローに、iDoperationが持つ特権利用申請のワークフローを統合します。
- ログ点検連携
・アクセスログの点検結果をServiceNowに連携します。
・報告承認の際、申請に紐づく特権操作の動画リンクをServiceNowへ連携します。
- ServiceNow IntegrationHub Starter Pack Installer [com.glide.hub.integrations]